耐久性が問題です
施工年月日 令和6年5月2日
場所・施主 東村山市 N邸
材 料 ウリン&イペ
内 容 従前のウッドデッキは杉や櫤の大断面材を根太に使用するなどのコストの掛かる構造で、しかも木材保護塗料を施すなどの耐久処置を取っていましたが、約10年強で腐り始めました。針葉樹はどのような手を施しても耐久性には難ありです。
今回は高耐朽性のウリンと長尺部の根太についてはイペ材を使用しています。根太は厚み40mm幅120mm長さ4800mmの板材を重ね梁にして撓みを持たせています。重ね梁の構造は木製橋梁の積層方法に近い処理をしています。この方法でコストダウンに大いに貢献しています。また従前のデッキでは大引と根太の接合方法は建築金物で止めていましたが、当社はこの建築金物は一切使わずに軸組み工法で仕上げています。
新たなウッドデッキは出幅を約30cm短くして出幅約2.4m全幅4.8m高さ約3m フェンスの高さはデッキ上1.8m パーゴラの屋根材は既存のガラス板7mmを再利用しています。